「RTX Sparkのノートって、日本ではいつ、いくらで買えるの?」——NVIDIAの新しいチップ「RTX Spark」は、6月のComputexで発表されてから、ずっと日本の発売日と価格が分からない状態が続いていました。
結論からお伝えします。
RTX Spark搭載ノートは日本で発売中。価格は約51万〜146万円
- 日本では10月16日のSurface Laptop Ultra、10月23日のASUS ProArt P14/P16から発売
- 価格は約51万円(Surface・24GB)〜約146万円(MSI・128GB)。ASUSは94万9,800円から
- 迷ったらメモリの量で選ぶ。メモリは後から増やせない
※価格・発売日は2026年10月27日時点。変わることがあるので、買う前に公式ページで確認してください
\ RTX Spark搭載ノートの価格をチェック /
私はPCを1980年代後半から40台以上買ってきました。新しい種類のPCが出たときに「出始めに飛びついて失敗した」経験もあります。その目線で、日本で今買えるRTX Spark搭載ノートを、発売日・価格・買える所の順に整理しました。
今の価格はASUS公式のRTX Spark搭載ノートのページで確かめられます。
【最新】RTX Sparkはいつ発売?搭載ノートPCの日本の発売日と価格一覧(2026年10月)

日本でRTX Spark搭載ノートが買えるようになったのは、2026年10月16日です。最初はMicrosoftのSurface Laptop Ultraで、10月23日にASUSのProArtが続きました。
日本で買えるRTX Spark搭載ノートPC(2026年10月27日時点)
| メーカー・機種 | 日本の発売日 | 価格(税込) | メモリ | 主な買える所 |
|---|---|---|---|---|
| Microsoft Surface Laptop Ultra | 10月16日 | 51万3,480円から | 24GB〜128GB | Microsoft Store・家電量販店 |
| ASUS ProArt P14(128GB) | 10月23日 | 119万8,000円 | 128GB | ASUS Store・家電量販店など |
| ASUS ProArt P16(128GB) | 10月23日 | 124万8,000円 | 128GB | 同上 |
| ASUS ProArt P14(48GB) | 11月中旬 | 94万9,800円 | 48GB | 同上 |
| ASUS ProArt P16(48GB) | 11月中旬 | 99万9,800円 | 48GB | 同上 |
| HP OmniBook Ultra 16 AI PC | 10月29日から順次受注 | 59万6,200円から | 構成による | 日本HP直販 |
| MSI Prestige N16 Flip AI+ | 10月下旬 | 109万9,800円(64GB)/145万9,800円(128GB)※オープン価格・販売店の例 | 64GB・128GB | ドスパラ・家電量販店など |
| Dell XPS 16/Lenovo Yoga Pro 9n | 日本の発売は未発表 | — | — | — |
出どころ:Microsoft Store・PC Watch(10月14日)・日本HPの発表(10月15日)・Gizmodo Japan・ドスパラのプレスリリース。
この表からわかるのは、いちばん安く買えるのはSurfaceの24GB構成、ASUSは「128GBなら今すぐ・48GBは11月中旬」ということです。HPは10月29日から注文を受け付けます。DellとLenovoは海外では発表済みですが、日本の発売日と価格はまだ出ていません。ASUSの今の価格はASUS公式のRTX Spark搭載ノートのページで確かめられます。
Shun先生発売日と価格は、これからも動きます。この表は11月中旬(ASUSの48GBモデルが出るころ)に書き替えます。
RTX Spark搭載ノートPCの価格はいくら?ASUS ProArt P16・Surface Laptop Ultra・HP・MSIの構成別


同じRTX Sparkでも、価格は約51万円から約146万円まで3倍近く開きます。違いを生んでいるのは、主にチップの種類とメモリの量です。
RTX Sparkのチップ(N1X)には、2つの種類があります。
| 種類 | CPU | GPU | 載っている機種の例 |
|---|---|---|---|
| 上位 | 20コア | 6,144コア | ASUS ProArt P14/P16、MSI、Surfaceの上位構成 |
| 下位 | 18コア | 5,120コア | Surfaceの24GB・32GB構成 |
Surfaceの51万3,480円は、下位チップ(18コア・5,120コア)と24GBメモリ、512GB SSDの組み合わせです。一方で、ASUSのProArtは全モデルが上位チップで、メモリも48GBからです。そのため、ASUSのいちばん安いモデルでも94万9,800円になります。
この差からわかるのは、「RTX Sparkの値段」は、チップの種類×メモリの量でほぼ決まるということです。安さだけで選ぶと、下位チップ・少ないメモリになります。何に使うかを先に決めてから価格を見るほうが、失敗が少なくなります。ASUSのモデルの構成と価格はASUS公式のProArtのページで比べられます。
RTX Spark 128GBモデルの価格と、用途で決める48GB・128GB(ローカルLLMは何GB?)


128GBモデルの価格は、ASUSで119万8,000円(P14)と124万8,000円(P16)、MSIで145万9,800円(販売店の例)です。48GBとの差は、ASUSで約25万円になります。
では、128GBは要るのでしょうか。
RTX Sparkのメモリは「ユニファイドメモリ」といって、CPUとGPUが同じメモリを共有します。ふつうのゲーミングノートのように「GPU専用のメモリが8GB」という分け方ではありません。だから、大きなAIのモデルを手元で動かす(ローカルLLM)ときは、メモリの量がそのまま「動かせるAIの大きさ」になります。
| 用途 | 目安 | 理由 |
|---|---|---|
| ネット・Office・ふだんの作業 | RTX Sparkでなくてよい | 高すぎる。ふつうのノートで足りる |
| 動画編集・写真・DTM | 48GB | 制作アプリは48GBで余裕がある(推測) |
| ローカルLLMを試したい | 48GB〜 | ASCII.jpは「ローカルAIで堪能するならメモリーは最低48GBは必要か?」と書いている |
| 大きなAIモデルを手元で動かしたい | 128GB | Microsoft Storeは最大120B(1,200億)パラメーターのモデルを手元で動かせるとしている |
この表は目安で、一部は私の推測です。
私はふだん、1台のPCでPremiereの動画編集とCubaseのDTM、夜のFPSを毎日切り替えて使っています。メインのPCのメモリは32GBで、それでも動画編集で困ったことはありません。40台買ってきた実感として、メモリとストレージは多めに積んで後悔したことがないのですが、128GBまで要るのは「AIを手元で動かすこと」が目的の人だと考えます(推測)。
そして大事なのが、RTX Spark搭載ノートのメモリは、買ったあとに増やせないことです。迷ったら、ひとつ上の容量を選ぶほうが後悔は少ないでしょう。
\ 128GBモデルは今すぐ買える /
RTX Spark搭載ノートの予約・購入はどこで?予約の注意点
RTX Spark搭載ノートは、大きく3つの所で買えます。
| 買える所 | 向いている人 | 気をつけること |
|---|---|---|
| メーカー直販(ASUS Store・Microsoft Store・日本HP) | 構成を選びたい人・メーカー保証で安心したい人 | 発売直後は届くまで時間がかかることがある |
| 家電量販店 | 店で実物を見たい人・ポイントを使いたい人 | 展示や在庫は店ごとに違う |
| ドスパラなどのPCショップ | MSIのモデルを買いたい人 | 取り扱う機種が限られる |
予約で気をつけたいのは3つです。
- ASUSの48GBモデルは11月中旬の発売です。今予約しても、届くのは発売後になります
- HPは10月29日から順次受注です。構成ごとの価格は日本HPのページで確かめてください
- 人気の構成は売り切れることがあります。PC Watchは「100万円でも即売り切れ」という見出しで伝えています
ASUSのモデルは、ASUS公式ストアで予約・購入できます。
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RTX Sparkは今買う?待つ?価格予想と実際の価格・Dell/Lenovoの日本発売


発表されたばかりのころ、ネットでは「RTX Spark搭載PCは約29万円から」「60万円から」といった価格予想が出ていました。実際の日本の価格は、いちばん安いSurfaceで51万3,480円、ASUSは94万9,800円からです。予想より高めに出たと言ってよいでしょう。
では、今買うべきか、待つべきか。
正直に告白すると、私は「新しい種類のPCの出始め」で2回失敗しています。1回目はNECのテレビ付きPCの出始めで、値段は高いのに画質も動きも悪く、ほとんど使い物になりませんでした。2回目はSONYのVAIOの初期モデルで、これも価格の割に満足できませんでした。この2台から学んだのは、新しいカテゴリの出始めは、価格と完成度が釣り合わないことが多いということです。
RTX Sparkも、Windowsでは新しい「Armのチップ」です。今使っているアプリがそのまま動くか、ゲームがどこまで遊べるかは、これから実際に使った人の声が増えていく段階です(推測)。
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| ローカルAIを今すぐ手元で動かしたい・仕事で必要 | 今買う(128GBなら今すぐ届く) |
| 動画編集やクリエイティブ用で、48GBで足りる | ASUSの48GB(11月中旬)を待つ |
| DellやLenovoのモデルも比べたい | 日本の発売を待つ |
| ふつうの作業やゲームが中心 | RTX Sparkでなく、今のノートPCで十分 |
この表からわかるのは、「AIを手元で動かすこと」が目的なら今、それ以外なら待っても損は少ないということです。128GBモデルはASUS公式のRTX Spark搭載ノートのページで今すぐ買えます。
RTX Sparkとは?N1X・Arm版Windows・メモリの基本(DGX Sparkとの違い)
RTX Sparkは、NVIDIAがWindowsのノートPCや小型デスクトップ向けに作ったチップです。正式な名前は「N1X」で、NVIDIAのGPU(Blackwell)とCPU(Grace・20コア)、最大128GBのメモリを1つにまとめています。
ふつうのPCとの大きな違いは2つあります。
- CPUがArm:IntelやAMDのCPUとは作りが違うため、Windowsは「Arm版」になります。IntelやAMD用のアプリは「Prism」というしくみで動かします。対戦ゲームのチート対策ソフト(Easy Anti-Cheat・BattlEye)もArmで動くようになり、VALORANTやPUBGが起動できるようになったと報じられています。ただ、ゲーム本体はPrismで動かすので、すべてのアプリが今までどおり動くとは限りません(推測)
- メモリが共有:CPUとGPUが同じメモリを使うので、大きなAIを動かしやすくなります
よく似た名前の「DGX Spark」は、AI開発用の小さな箱型のPCで、OSはLinuxです。RTX Sparkは「ふつうのWindowsのノートPC」として使える点が違います。
DGX Sparkについては、DGX Sparkは個人で買える?でくわしく書いています。


高いノートPCを通販で買う前に確かめたいこと(Shun先生の体験)
RTX Spark搭載ノートは、安くても50万円を超えます。だからこそ、買う前に確かめておきたいことがあります。
私はこれまで、Dellの通販で3台、HPの通販で1台を買いました。どれも性能と価格には満足しています。ただ、海外メーカーは「買ったあとのサポートに少し不安がある」というのが正直な感想です。また、別のショップの通販で買ったPCでは、イーサネット(有線LAN)のボードが2台続けて壊れたこともあります。高い買い物ほど、届いてからのトラブルに備えておくと安心です。
- 保証の期間と内容:何年か・持ち込みか引き取りか・延長保証はあるか(日本向けの保証期間は、各社の購入ページで確かめてください)
- 届いた直後の初期不良の受付期間:何日以内に連絡すればよいか
- 返品できるか:直販と店で条件が違う
- サポートの窓口:電話・チャット・修理の受付
- 使いたいアプリがArm版Windowsで動くか:買う前にメーカーやアプリのページで確かめる
この中で、私がいちばん大事だと思うのは「保証」です。50万円を超えるノートで、修理に何週間もかかると仕事が止まってしまいます。
RTX Spark発売日・価格のよくある質問
- 日本でいちばん安いRTX Spark搭載ノートは?
-
2026年10月27日時点では、Surface Laptop Ultraの24GB構成(51万3,480円)です。ただし下位のチップ(18コア・5,120コア)です。
- メモリはあとから増やせますか?
-
増やせません。チップとメモリが一体になっているためです。買うときに容量を決めてください。
- ゲームはできますか?
-
できます。ただ、ゲーム性能やArmでの動き方には注意点があります。くわしくは別の記事で書く予定です。
- DGX Sparkと同じものですか?
-
違います。DGX SparkはLinuxで動くAI開発用の箱型PC、RTX SparkはWindowsのノートPC用のチップです。
- デスクトップやミニPCはありますか?
-
あります。ASUSはProArtのミニPC(GR1X)を発表していますが、日本の価格と発売日はまだ出ていません(10月27日時点)。
まとめ:RTX Spark搭載ノートは発売日と価格を見て、メモリで選ぶ
- 日本では10月16日(Surface)・10月23日(ASUS 128GB)から発売。ASUSの48GBは11月中旬、HPは10月29日から受注
- 価格は約51万円〜約146万円。差はチップの種類とメモリの量で決まる
- メモリは後から増やせない。AIを手元で動かすなら128GB、制作用なら48GBが目安
- 新しい種類のPCは、出始めに無理に飛びつかなくてよい。目的がはっきりしている人だけ今買う
AIを手元で動かしたい人は、今ASUSの128GBを。そうでない人は、48GBモデルと他社の日本発売を見てから ASUS公式のRTX Spark搭載ノート
AIを手元で動かしたい人は、今ASUSの128GBを。そうでない人は、48GBモデルと他社の日本発売を見てから
- 128GBモデル(ASUS P14/P16)は10月23日から発売中
- 48GBモデルは11月中旬。94万9,800円から
- メモリは後から増やせないので、用途で決める
※価格・発売日は2026年10月27日時点。変わることがあるので、買う前に公式ページで確認してください
\ RTX Spark搭載ノートの価格をチェック /




この記事を書いた人
Shun 先生(JUN610)
- IT 会社勤務
- 1980 年代後半から 40 台超 の PC 購入・使用歴(ドスパラ系 BTO 3 台、Dell 通販 3 台、HP 通販 1 台、NEC 1 台、PCデポ系複数台、Mac 10 台超)
- Premiere の動画編集・Cubase の DTM・FPS を1台のPCで毎日切り替えて使っている
- 個人利用+会社利用の両方の視点で PC を比較・発信

