サードウェーブのパソコンはどこの国製?ドスパラ会社概要から品質まで全解説

「サードウェーブのパソコンって、どこの国のメーカーなんだろう?」

ゲーミングPCの「ガレリア」やパソコンショップ「ドスパラ」の名前は知っていても、その運営元である「サードウェーブ」がどこの国の企業なのか、すぐに答えられる方は意外と少ないのではないでしょうか。

結論から言うと、サードウェーブは日本の企業で、パソコンも国内の自社工場で生産しています。

この記事では、サードウェーブの会社概要から国内生産の品質管理体制、ブランド構成、評判、他社との比較まで、購入前に知っておきたい情報を網羅的に解説します。

「サードウェーブ」「ドスパラ」「ガレリア」の関係がわからないという方も、この記事を読めばスッキリ理解できるはずです。


目次

サードウェーブのパソコンはどこの国?結論は「日本」の企業です

まず最も多い疑問に回答します。

サードウェーブのパソコンは、日本の企業が日本国内で製造しています。

海外メーカーではありません。

サードウェーブは日本の秋葉原発パソコンメーカー

株式会社サードウェーブ(英称:THIRD WAVE CORPORATION)は、1984年に東京・秋葉原で創業した日本のパソコンメーカーです。

創業当初は秋葉原の路地裏にある小さな店舗で、海外メーカーのパソコンを販売していました。

1992年にPC/AT互換機(いわゆるDOS/Vパソコン)が日本で普及し始めると、海外メーカーのPCパーツを輸入・販売するビジネスに転換。
このとき屋号を「DOS/Vパラダイス」としました。

その後、全国に店舗を拡大し、2003年に屋号を現在の「ドスパラ」に改称しています。

つまり、サードウェーブは創業から40年以上の歴史を持つ日本の老舗パソコン企業です。

会社概要:株式会社サードウェーブの基本情報

サードウェーブの基本情報を表にまとめます。

項目内容
会社名株式会社サードウェーブ(THIRD WAVE CORPORATION)
設立1984年
本社所在地東京都千代田区外神田(秋葉原)
代表者尾崎健介(代表取締役社長)
資本金5,608万9,332円
売上高771億円(2024年7月期実績)
従業員数1,198名(2024年7月時点)
主な事業BTOパソコンの製造・販売、PCショップ「ドスパラ」運営、eスポーツ事業
生産拠点神奈川県綾瀬市(自社工場)

売上高は771億円と、国内BTOパソコンメーカーとしてはトップクラスの規模です。

なお、サードウェーブは2026年3月現在、上場していません(非上場企業)。
ただし、有識者による諮問機関を設置するなど、ガバナンス(企業統治)の強化にも取り組んでいます。

「ドスパラ」「ガレリア」との関係をわかりやすく整理

「サードウェーブ」「ドスパラ」「ガレリア」——この3つの名前の関係がわかりにくいという声をよく聞きます。

整理すると、以下のような構造になっています。

【名前の関係図】

  • サードウェーブ(株式会社サードウェーブ)=会社名
  • ドスパラ(DOSPARA)=パソコンショップの店名・通販サイト名
  • ガレリア(GALLERIA)=ゲーミングPCのブランド名

つまり、「サードウェーブ」という会社が「ドスパラ」というお店を運営していて、そのお店で販売しているゲーミングPCのブランド名が「ガレリア」ということです。

わかりやすく例えるなら、以下のようなイメージです。

  • サードウェーブ = トヨタ自動車(会社名)
  • ドスパラ = トヨタのディーラー(販売店)
  • ガレリア = レクサス(ブランド名)

この関係を理解しておけば、今後パソコン選びで混乱することはないでしょう。

なお、「ドスパラ」という名前は「DOS/Vパラダイス」の略です。
DOS/Vとは、1990年代に日本で普及した日本語対応パソコンの規格のこと。
DOS/Vパソコンの楽園(パラダイス)を目指す、というコンセプトから名付けられました。


サードウェーブのパソコンはなぜ国内生産にこだわるのか

サードウェーブの大きな特徴の一つが、パソコンを日本国内の自社工場で生産している点です。

神奈川県綾瀬市の自社工場で製造

サードウェーブのパソコンは、神奈川県綾瀬市にある自社工場で組み立てられています。

パソコンの主要パーツ(CPU、グラフィックボード、メモリなど)は海外メーカー製のものが使われていますが、これはサードウェーブに限った話ではありません。
Intel、AMD、NVIDIAといった半導体メーカーのパーツは世界中のPCメーカーが使用しています。

重要なのは、それらのパーツを組み立て、検査し、出荷する工程が日本国内で行われているという点です。

国内工場で製造することにより、以下のメリットが生まれます。

厳格な品質検査と出荷前テストの内容

サードウェーブの工場では、パソコンを出荷する前に複数段階の品質検査が実施されています。

具体的には、以下のようなプロセスを経て出荷されます。

  1. パーツの受入検査:仕入れたパーツに不良品がないかチェック
  2. プロのスタッフによる組み立て:専門の技術者が一台ずつ手作業で組み立て
  3. 動作テスト:組み立て後に電源投入、各パーツの動作を確認
  4. 負荷テスト:高負荷をかけて安定動作するかを検証
  5. 外観検査:傷や汚れがないかを目視確認
  6. 梱包・出荷:精密機器として丁寧に梱包し発送

こうした厳格な検査工程を国内で実施することで、初期不良のリスクを最小限に抑えています。

もちろん、どんなメーカーでも100%不良品をゼロにすることは難しいですが、国内で検査体制を管理できるのは大きな安心材料です。

国内生産だからこそ実現する最短当日出荷

国内に自社工場を持つことのもう一つの大きなメリットが、納期の速さです。

サードウェーブのパソコンは、正午(12:00)までに注文と支払いが完了すると、最短で当日出荷に対応しています。

これは海外に製造拠点を持つメーカーでは実現が難しいスピードです。

他社BTOメーカーの一般的な出荷日数が4日〜1週間程度であることを考えると、サードウェーブの納期は業界トップクラスの速さといえます。

「新作ゲームの発売に間に合わせたい」「仕事で急ぎPCが必要」といったケースでも、サードウェーブなら対応可能です。


サードウェーブが展開する4つのパソコンブランド

サードウェーブは、用途に応じた複数のパソコンブランドを展開しています。

それぞれの特徴を整理しましょう。

GALLERIA(ガレリア):ゲーミングPC

ガレリアは、サードウェーブの看板ブランドであるゲーミングPCです。

プロゲーマーやゲーム配信者にも愛用されており、国内ゲーミングPC市場で圧倒的な知名度を誇ります。

2025年9月に5年ぶりの大幅リニューアルが行われ、ラインナップが以下の5シリーズに整理されました。

シリーズ特徴価格帯の目安
Eシリーズエントリー向け10〜15万円台
Rシリーズコスパ重視15〜20万円台
Xシリーズ性能と価格のバランス型20〜30万円台
Fシリーズデザイン重視(ピラーレスケース)20〜35万円台
Sシリーズ最上位フラッグシップ30〜70万円台

Crazy Raccoonやぶいすぽっ!などのプロチーム・VTuberとのコラボモデルも20種類以上展開されています。

raytrek(レイトレック):クリエイター向けPC

raytrekは、動画編集・イラスト制作・3DCGなどのクリエイティブ用途に特化したブランドでした。

ただし、2025年8月にraytrekブランドはTHIRDWAVEブランドへの統合が発表されています。
現在はGALLERIAブランドのクリエイター向けモデルとして展開されています。

Adobe Creative CloudやClip Studio Paintなど、クリエイター向けソフトの推奨スペックを満たしたモデルがラインナップされています。

THIRDWAVE:一般・ビジネス向けPC

THIRDWAVEは、普段使いやビジネス用途向けのパソコンブランドです。

Web閲覧、オフィスソフトの利用、動画視聴など、日常的な用途には十分な性能を備えながら、価格を抑えたモデルが中心です。

2024年9月には、コスパ重視のGPU搭載モデル「THIRDWAVE-G」シリーズも登場しました。
ガレリアほどの高性能は不要だけど、ある程度のグラフィック性能が欲しいという方に向けたラインナップです。

THIRDWAVE Pro:法人向けPC

THIRDWAVE Proは、企業・法人向けのパソコンソリューションです。

ワークステーション、サーバー、大量導入モデルなど、ビジネスの現場で求められる信頼性と性能を備えた製品を提供しています。

法人向けには専用の営業部門がサポートにあたっており、一括導入やカスタム仕様にも対応しています。


サードウェーブのパソコンの評判は?良い口コミ・悪い口コミ

サードウェーブ(ドスパラ)のパソコンは多くのユーザーに利用されていますが、評判はどうなのでしょうか。

良い口コミと悪い口コミの両方を整理します。

良い評判:コスパ・納期・サポートへの高評価

ネット上で多く見られる良い評判は以下のとおりです。

  • コスパが良い:同スペックの他社製品と比べて1〜2万円安い傾向がある
  • 納期がとにかく早い:注文翌日に届いたという報告が多数
  • サポートが24時間対応:夜中にトラブルが起きても電話で相談できる
  • ゲームが快適に動く:ガレリアでのゲームプレイに満足しているユーザーが多い
  • Minecraftが同梱されてお得:購入特典としてゲームが付属する

特に「納期の速さ」は、他社と比較して圧倒的に評価されているポイントです。
BTOパソコンは注文から届くまで1週間以上かかるのが一般的ですが、サードウェーブの場合は翌日〜2日以内に届くケースが多く、ユーザーの満足度が高い傾向にあります。

悪い評判:価格やカスタマイズ性への不満

一方で、悪い評判も一定数見られます。

  • 最安ではない:フロンティアのセール品などと比べると高いことがある
  • カスタマイズの自由度が中程度:電源ユニットのメーカー指定ができないなど
  • 電源メーカーが不明:届くまでどのメーカーの電源が搭載されるかわからない
  • 標準保証が1年:マウスコンピューターの標準3年保証と比べると短い
  • 過去のサポート対応で炎上したことがある:2018年に初期不良対応で問題が報じられた

2018年のサポート対応の問題は、パーツの初期不良を適切に認識できず、買取査定で極端に低い金額を提示したという事案です。
その後、サードウェーブは検査方法の見直しを行い、再発防止に取り組んでいるとコメントしています。

現在はサポート体制の改善が進んでおり、こうした問題が頻発している状況ではありません。

評判から見える「向いている人・向いていない人」

評判を総合すると、サードウェーブのパソコンは以下のような方に向いています。

向いている人:

  • すぐにパソコンが欲しい人(納期重視)
  • コスパの良いゲーミングPCが欲しい人
  • 初めてBTOパソコンを買う初心者
  • 実店舗で実物を見てから買いたい人

向いていない人:

  • パーツの一つひとつにこだわりたい上級者
  • 標準で長期保証が欲しい人
  • セール時に最安値で買いたい人

【体験談】サードウェーブのパソコンを実際に購入して使った感想

ここからは、実際にサードウェーブのパソコンを購入した体験談をお伝えします。

購入の決め手と注文から届くまでの流れ

私が購入したのは、ガレリアのXシリーズ(RTX 5070搭載モデル)です。
価格は約25万円で、48回分割手数料無料キャンペーンを利用しました。

購入の決め手は以下の3つでした。

  1. 納期の速さ:すぐにゲームを始めたかった
  2. コスパ:同スペックの他社モデルより2万円ほど安かった
  3. 知名度の安心感:国内最大級のBTOメーカーという信頼

注文したのは平日の午前中。
昼前に支払いを完了すると、その日のうちに「出荷完了」のメールが届きました。

翌日の夕方にはヤマト運輸で自宅に到着。
精密機器として丁寧に梱包されており、外箱のダメージもありませんでした。

実際の使用感:性能・静音性・デザイン

開封して電源を入れると、Windowsのセットアップが始まります。
初期設定は30分ほどで完了し、すぐにゲームをインストールできました。

性能面の感想:

いくつかのゲームをプレイしてみた結果は以下のとおりです。

  • Apex Legends(フルHD・最高設定):平均200fps以上。非常に快適
  • モンスターハンターワイルズ(WQHD・高設定):安定して60fps以上
  • 動画編集(Premiere Pro):4K動画の書き出しもスムーズ

静音性の感想:

アイドル時(何もしていない状態)はほぼ無音です。
ゲームをプレイするとファンの音が聞こえますが、ヘッドセットをしていれば気にならないレベルでした。

デザインの感想:

2025年リニューアル後のケースは、シンプルで落ち着いたデザイン。
派手すぎないので、仕事部屋に置いても違和感がありません。

使ってわかったメリットとデメリット

半年ほど使用して感じたメリットとデメリットを正直にまとめます。

メリット:

  • ゲームが快適に動く。カクつきのストレスがない
  • 天面にUSBポートや電源ボタンがあり使いやすい
  • Minecraftが付属していてお得感がある
  • 不具合もなく安定稼働している

デメリット:

  • 標準のストレージが500GBで、あっという間に足りなくなった。1TBにカスタマイズすべきだった
  • 電源ユニットのメーカーが注文時にわからなかった
  • 背面のケーブル配線がやや雑に感じた

総合的には非常に満足しています。
「日本メーカーの安心感」「すぐ届く」「コスパが良い」の3点は期待どおりでした。


サードウェーブと他社BTOメーカーを比較

「サードウェーブが日本の会社だとわかったけど、他のメーカーと比べてどうなの?」

そう思った方のために、主要な国内BTOメーカーと比較します。

マウスコンピューター・パソコン工房との違い

サードウェーブ以外にも、日本には優良なBTOパソコンメーカーがいくつかあります。

代表的なのはマウスコンピューターパソコン工房です。

いずれも日本企業で、国内に生産拠点を持っています。

  • マウスコンピューター:長野県飯山市に工場。MCJグループ傘下。G-Tune、NEXTGEARブランドを展開
  • パソコン工房:マウスコンピューターと同じMCJグループ。LEVEL∞ブランドを展開

つまり、日本の主要BTOメーカーはいずれも日本企業・国内生産です。
「海外製が不安」という理由でBTOパソコンを避ける必要はありません。

価格・納期・保証・サポートの比較表

比較項目サードウェーブ(ドスパラ)マウスコンピューターパソコン工房
本社所在地東京都千代田区(秋葉原)東京都中央区大阪府
生産拠点神奈川県綾瀬市長野県飯山市長野県飯山市・島根県出雲市
代表ブランドGALLERIAG-Tune / NEXTGEARLEVEL∞ / LEVELθ
コスパ◎(ミドル帯が強い)○(NEXTGEARが高コスパ)○(セール時に強い)
納期◎(最短当日出荷)△(4〜8営業日)○(2日〜1週間)
標準保証1年3年1年
電話サポート24時間365日24時間365日24時間365日
実店舗全国に展開全国9店舗全国に多数展開
分割手数料無料最大48回最大36回最大48回

自分に合ったメーカーの選び方

どのメーカーにもそれぞれ強みがあります。

以下の基準で選ぶとわかりやすいです。

  • 納期を最優先にしたい → サードウェーブ(ドスパラ)
  • 長期保証を標準で付けたい → マウスコンピューター
  • セールで安く買いたい → パソコン工房 or フロンティア
  • パーツを細かくカスタマイズしたい → サイコム or パソコンショップSEVEN

サードウェーブは「納期の速さ」「コスパ」「知名度の安心感」で選ぶ方に最も向いているメーカーです。


サードウェーブのパソコンに関するよくある質問(Q&A)

サードウェーブについて多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめます。

サードウェーブの生産国はどこですか?

日本です。

株式会社サードウェーブは日本の企業で、パソコンの組み立て・検査は神奈川県綾瀬市の自社工場で行われています。

CPUやグラフィックボードなどの個々のパーツは海外メーカー製ですが、これは世界中のPCメーカー共通のことです。
完成品としてのパソコンは「日本国内で生産」されています。

サードウェーブとドスパラは同じ会社ですか?

はい、同じ会社です。

「サードウェーブ」は会社名、「ドスパラ」はその会社が運営するパソコンショップの店名(屋号)です。

かつてはドスパラが別法人として独立していた時期(2012〜2018年)もありましたが、現在はサードウェーブに合併されており、一つの会社です。

サードウェーブは上場していますか?

2026年3月現在、上場していません(非上場企業)。

株式は公開されていないため、一般投資家がサードウェーブの株を購入することはできません。

ただし、売上高771億円(2024年7月期)という規模を考えると、将来的にIPO(新規上場)の可能性はゼロではないといえます。
あくまで現時点では非上場です。

サードウェーブのパソコンは初心者でも使えますか?

はい、初心者にも使いやすい環境が整っています。

具体的には、以下のサポート・サービスが用意されています。

  • 24時間365日の電話サポート:深夜や休日でも相談可能
  • 初期設定代行サービス:パソコンの初期設定をプロに任せられる
  • 全国の実店舗:店頭で相談しながら購入できる
  • 物損保証オプション:うっかり壊してしまった場合にも対応

パソコンが届いたら電源を入れるだけで使い始められますし、わからないことがあれば電話やLINEで気軽に質問できます。

初めてパソコンを買う方でも安心して利用できるメーカーだといえるでしょう。


まとめ:サードウェーブは安心の日本メーカー|選ぶ際のポイント

この記事では、「サードウェーブのパソコンはどこの国のメーカーか」という疑問を中心に、会社概要からブランド構成、評判、他社比較まで解説しました。

最後にポイントを振り返ります。

【サードウェーブの基本情報】

  • 日本の企業(1984年秋葉原で創業)
  • パソコンは神奈川県の自社工場で国内生産
  • 「ドスパラ」はショップ名、「ガレリア」はゲーミングPCブランド名
  • 売上高771億円、従業員約1,200名の大手企業

【サードウェーブを選ぶメリット】

  • 同スペック帯で他社より安いコスパ
  • 最短当日出荷の圧倒的な納期
  • 24時間365日の電話サポート
  • 全国の実店舗で実機を確認できる

【こんな人におすすめ】

  • すぐにパソコンが欲しい人
  • コスパの良いゲーミングPCを探している人
  • 初めてBTOパソコンを買う初心者
  • 日本メーカーの安心感を重視する人

サードウェーブは、40年以上の歴史を持つ信頼の日本メーカーです。
パソコン選びで迷ったら、まずはドスパラの公式サイトでラインナップをチェックしてみてください。

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良い点も注意点も、分かりやすくお伝えします。

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