「レノボのパソコンって危険なの?」「情報を抜かれるって本当?」「富士通のパソコンもレノボだから危ない?」——結論からお伝えします。
レノボのパソコンは、新品を買ってアップデートを当てて使うなら、過度に心配しなくてよいと考えます。過去にセキュリティの問題が起きたのは事実ですが、どれも修正が出ています。アメリカで起きている訴訟も、まだ決着していません。
この記事では、「危険」と言われる理由を、実際に起きた事実と、まだ決着していないことに分けて整理します。富士通のパソコンやarrows・らくらくスマホとの関係、安全に使うための対策までまとめました。IBMのころから会社の仕事でThinkPadを使ってきた、わたしShun先生が案内します。
Shun先生「危険」かどうかは、噂じゃなくて「何が起きて、どう直ったか」で決めよう。
レノボは「新品を買って、最初にアップデート」が安全に使うコツ
- 過去の問題(2015年・2022年)は、どれも修正が出ている
- アメリカの2026年の訴訟は、サイトの追跡データについての主張で、まだ決着していない
- 富士通のパソコンはレノボが51%出資。開発・製造・サポートは日本で続いている
※セールの内容・価格は時期で変わります。買う前にレノボ公式で確かめてください
\ 新品を公式で買うなら今の価格をチェック /
この記事でわかること
- レノボが「危険」と言われる理由と、実際に起きたこと
- 中国のメーカーだから情報を抜かれる?アメリカの判断と訴訟
- 富士通のパソコン・arrows・らくらくスマホとの関係
- レノボのパソコンを安全に使うための対策
結論:レノボの危険性・安全性は?新品をアップデートして使えば過度に心配しなくてよい
| 気になること | 事実 | どう考えるか |
|---|---|---|
| 過去のセキュリティ問題 | 2015年に2件、2022年に1件。どれも修正が出ている | アップデートを当てれば、修正された問題は防げる |
| アメリカでの扱い | 政府・軍の機密の場面で使わない判断があった(2006年・2023年) | 国の機密の話で、個人が家で使うのを禁止した話ではない |
| 2026年の訴訟 | サイトの追跡データを中国の関連会社に送ったと主張。未決着・レノボは否定 | パソコン本体ではなく、サイトのデータの話。結果はまだ出ていない |
| 富士通・FCNT | どちらもレノボのグループに入っている | 日本での開発・サポートは続いている |
レノボは、2026年7〜9月の世界のパソコン出荷で1位(シェア23.8%、IDCの速報)のメーカーです(9to5Mac:IDCの速報)。世界中の会社や学校が使っている中で、どこまでが事実かを見ていきます。
レノボが危険と言われる理由:過去に起きたセキュリティ問題
「レノボは危険」と言われるいちばんの理由は、過去に実際に起きたセキュリティの問題です。
| 年 | 起きたこと | その後 |
|---|---|---|
| 2015年2月 | Superfish:最初から入っていた広告ソフトが、暗号化された通信に割り込める状態だった | レノボが問題を認め、削除の方法を出した |
| 2015年8月 | Lenovo Service Engine:Windowsを入れ直しても自動で入り直すツールに弱点 | 無効にするツールとBIOSの更新を出した |
| 2022年 | セキュリティ会社ESETが、100機種以上の個人向けノートでBIOS(UEFI)の弱点を報告 | 修正が出た。ただしサポートが終わった古い機種は対象外 |
中国レノボは2015年2月20日、2014年9月から一般消費者向けノートパソコンの一部機種に標準搭載していた広告表示ツール「Superfish」(スーパーフィッシュ、正式名称はSuperfish Visual Discovery)にセキュリティ・プライバシー上の問題があることを認め、声明文を出した。
引用:日経クロステック レノボPCで拡散した危険ツール「Superfish」、本当の怖さ
出どころ:PCWorld(2015年)・The Register(2022年)
2015年の2件は、どちらも「最初から入っていたソフト」の問題でした。2022年の弱点も、修正が出ています。BIOS(UEFI)の弱点は、ほかのメーカーのパソコンでも見つかることがあります。大事なのは、アップデートを当てることと、サポートが終わった古い機種をメインで使い続けないことです。
中国のメーカーだから情報を抜かれる?アメリカの判断と訴訟の中身
レノボは中国のメーカーです。「アメリカで禁止されている」「情報を抜かれる」と言われる話の中身は、次の3つです。
| 年 | 起きたこと | ポイント |
|---|---|---|
| 2006年 | 米国務省が、買ったレノボのPCのうち機密ネットワーク用だった約900台を、機密用には使わないと決めた | 国の機密を扱う場面の判断 |
| 2023年 | 米下院の委員会が、海軍の売店でのレノボ製品の販売をやめるよう求めた | 政府・軍の場面の話 |
| 2026年2月 | アメリカで集団訴訟。「レノボのサイトの追跡・広告ツールが、閲覧のデータなどを中国の関連会社に送った」という主張 | 主張はまだ証明されていない。レノボは否定 |
出どころ:The Register(2006年)・Air Force Times(2023年)・The Register(2026年)・Orrick(2026年4月の解説)
2006年と2023年は、国の機密を扱う場面での判断で、個人が家でパソコンを使うことを禁止した話ではありません。2026年の訴訟は、パソコン本体ではなく、レノボのWebサイトの追跡データについての主張で、結果はまだ出ていません。
「中国のメーカーだから必ず情報を抜かれる」と言える事実は、確かめた範囲では見つかりませんでした。一方で、気になる人がいるのも自然なことです。仕事の機密を扱う人は、会社のルールに従ってください。会社の素性やNECとの関係はレノボはどこの国?中国メーカー|NECとの関係・安全性・日本製モデル【2026】でくわしく書いています。
富士通のパソコンも危険?レノボとの関係
「レノボ 富士通 危険」と調べる人が多いのは、富士通のパソコン会社がレノボのグループに入っているからです。
- 2018年から、富士通のパソコン会社(富士通クライアントコンピューティング=FCCL)に、レノボが51%、富士通が44%、日本政策投資銀行が5%を出資している
- 社名や社長、開発・製造・販売・サポートを日本で行う枠組みは変えず、FMVのブランドも続けると発表された
出どころ:BCN(2018年)
同じように、NECのパソコン会社もレノボとの合弁です。出資の関係があることと、パソコンが危険かどうかは別の話です。富士通・NECのパソコンも、レノボのパソコンも、アップデートを当てて使うことが大事なのは同じです。
arrows・らくらくスマホ(FCNT)も危険?
arrows や らくらくホン・らくらくスマートフォンを作るFCNTも、今はレノボのグループです。
- 2023年5月、旧FCNTが民事再生を申し立てた
- 2023年9月、レノボが新会社「FCNT合同会社」をつくり、arrows・らくらくの事業を引き継ぐと発表。10月1日から事業を始めた
出どころ:BCN(2023年)
レノボが引き継いだことで、製品とサポートが続くことになりました。スマホも、OSのアップデートが届く機種を使い、届かなくなった古い機種をメインで使い続けないことが大事です。
レノボのタブレットは危険?
タブレットも考え方はパソコンと同じです。レノボのタブレットはAndroidなので、セキュリティの更新が届く機種を選び、更新を当てて使うことが大事です。
とくに気をつけたいのは、とても安い古い機種や、発売から年数がたった中古のタブレットです。更新が終わっていると、新しく見つかった弱点が直りません。買う前に、発売時期と更新の予定を確かめてください。
レノボのパソコンを安全に使うための対策
- 新品を、公式や信頼できる店で買う:中古は前の持ち主の設定やソフトが残っていることがある
- 最初にWindows Updateを当てる:買ってすぐ、更新が無くなるまで当てる
- Lenovo Vantage でドライバーとシステムを更新する:レノボ公式の Lenovo Vantageで、ドライバーの更新やシステムの更新を確かめられる
- いらないソフトは消す:使わない体験版などは、アンインストールしてよい
- サポートが終わった古い機種はメインで使わない:更新が届かないと、新しい弱点が直らない
わたしはIT会社に勤めていて、IBMのころから会社の仕事でThinkPadを使ってきました。わたしの手元でも職場でも、ThinkPadで困った例はありません。
危険かどうかは、メーカーの名前よりも「更新を当てて使っているか」で大きく変わる、とわたしは考えています。
新品を買うなら、レノボ公式のセールの時期がお得です。今のセールは次のとおりです。
【2026年10月31日時点】レノボ公式サイトで確認した内容です。期間や特典は変わることがあります。
| セール・特典 | 期間 | 主な内容 | 対象 |
|---|---|---|---|
| ブラックフライデー先行セール | 10月30日(金)〜11月12日(木) | 最大52%OFF。本番に先がけて人気モデルが値下げ。Eクーポンコードは商品ごとに表示 | ノート・デスクトップ・タブレット |
| ThinkPadセール | 11月12日(木)まで | ブラックフライデー先行セールの ThinkPad 会場。エントリーから最上位まで | ThinkPad |
| 在庫一掃セール | 在庫がなくなり次第終了 | 在庫限りの値下げ品(旧モデル中心) | 旧モデル中心 |
| 分割払いの金利手数料0円 | 実施中 | JACCSのショッピングクレジットで最大48回まで金利手数料無料(月々1,000円から・審査あり) | 個人のお客様 |
| PC買い替え応援特典 | 実施中 | 古いPCをラクウルの宅配買取で売ると買取額が5,000円増額(他社のPCも対象) | 公式で新しいPCを買った個人 |
| 新製品:IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 11(15.3型 Intel) | 販売中 | 画面を回してタブレットにもなる2-in-1。Core 3 プロセッサー 304・メモリ8GB・SSD 256GB・15.3型 WUXGA。129,800円から | ノート |
| 新製品:Yoga Pro 7 Gen 10(14.5型 AMD) | 販売中 | クリエイター向け。Ryzen AI 7 350・メモリ32GB・SSD 1TB・14.5型 2.9K 有機EL。296,800円 | ノート |
| 学生ストア | 常時 | 学生・保護者・教職員は専用ストアの価格(当サイト経由の対象外のため、ボタンはありません) | 学生・教職員 |
公式の最新情報はこちら:期間限定の最新セール(レノボ公式)
\ ブラックフライデー先行セールは11/12(木)まで /
買うときは、保証も一緒に考えておくと安心です(レノボの保証は何年?延長保証は必要か・あとから入れる期限)。
よくある質問
- Lenovoのパソコンは安全ですか?
-
新品を買ってアップデートを当てて使うなら、過度に心配しなくてよいと考えます。過去の問題には修正が出ています。
- レノボは信用できるメーカーですか?
-
2026年7〜9月の世界のパソコン出荷で1位(IDCの速報)のメーカーで、企業や学校でも広く使われています。わたしもIBMのころから会社の仕事でThinkPadを使ってきました。
- アメリカでレノボは禁止されているのですか?
-
国務省が2006年に機密ネットワークで使わないと決めたこと、2023年に下院の委員会が海軍の売店での販売中止を求めたことはあります。どちらも政府・軍の場面の話で、個人が使うことを禁止したものではありません。
- レノボはなぜ「買ってはいけない」と言われるのですか?
-
セキュリティの過去の問題のほか、いちばん安い構成で後悔した人の声が多いからです。くわしくはレノボやめとけは本当?買ってはいけない構成と4つの理由【2026】にまとめました。
- NECのパソコンも危険ですか?
-
NECのパソコン会社もレノボとの合弁です。出資の関係と、パソコンが危険かどうかは別の話です。アップデートを当てて使うことが大事なのは同じです。
まとめ
レノボは「起きた事実」と「決着していないこと」を分けて見れば、過度に怖がる必要はありません。
レノボは「起きた事実」と「決着していないこと」を分けて見れば、過度に怖がる必要はありません。
- 過去の問題(2015年・2022年)は修正済み。アップデートを当てて使う
- アメリカの判断は政府・軍の機密の話。2026年の訴訟はサイトの追跡データについてで、まだ決着していない
- 富士通・FCNTはレノボのグループだが、日本での開発・サポートは続いている
※セールの内容・価格は時期で変わります。買う前にレノボ公式で確かめてください
\ 新品を公式で買うなら今の価格をチェック /













